第9回高校生ダンスバトル選手権で二松学舎大学附属高校とRikuyaが栄冠、3月から全国放送とPrime Video配信へ

記事の要約
- 高校生ダンスバトル選手権で二松学舎大学附属高校が団体優勝
- 1on1バトルでRikuyaが前回の雪辱を果たしチャンピオンに
- 3月から全国放送とPrime Videoで配信開始予定
第9回高校生ダンスバトル選手権が川崎で開催
名古屋テレビネクストと名古屋テレビ放送株式会社、朝日新聞社、株式会社スカイAは、2025年1月18日に川崎CLUB CITTA’で開催された第9回高校生ダンスバトル選手権の結果を発表した。今大会には全国から約550名のエントリーがあり、関東・関西・中部・九州の4エリアで行われた予選を勝ち抜いた精鋭たちが集結したのだ。
3on3バトルでは二松学舎大学附属高等学校の”Butterfly effect”が優勝を飾り、VAW栄光ハイスクールの”Possibility”が準優勝となった。東海学園高等学校の”8side”と大阪暁光高等学校の”y2mc”がベスト4に入賞している。1on1バトルではPOPPINGスタイルの”Rikuya”が前回大会のベスト4から更なる進化を遂げ優勝を果たしたのだ。
大会アンバサダーには人気グループ「7ORDER」を迎え、ジャッジには「BE BOP CREW」のSETOや「LRL」のBooなど、ダンスのプロリーグで活躍する実力者たちが名を連ねた。大会の模様は2025年3月から特別番組として全国で放送され、Prime Videoの「ダンスチャンネル オンデマンド」でも3月22日から配信が開始される予定だ。
高校生ダンスバトル選手権の大会概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年1月18日(土) |
開催場所 | 川崎CLUB CITTA’(神奈川県川崎市) |
競技形式 | 1on1、3on3フリースタイルダンスバトルトーナメント |
エントリー数 | 約550名 |
予選エリア | 関東・関西・中部・九州 |
主催 | ダンスチャンネル、メ~テレ、朝日新聞社、スカイA |
フリースタイルダンスバトルについて
フリースタイルダンスバトルとは、即興で繰り広げられるダンスの対戦形式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 音楽に合わせて即興で技を繰り出す対戦形式
- 個人戦(1on1)と団体戦(3on3)の2種類が存在
- ジャッジによる採点で勝敗を決定
高校生ダンスバトル選手権では、POPPINGやBREAKINGなど様々なダンススタイルの選手が参加している。大会では予選を勝ち抜いた選手たちがトーナメント形式で対戦を行い、技術力や表現力、音楽性などの観点から総合的に評価されるのだ。
高校生ダンスバトル選手権に関する考察
今大会では約550名という多数のエントリーがあり、高校生のダンスへの関心の高まりが顕著に表れている。特に3on3バトルでは学校単位でのチーム編成が増加しており、部活動や同好会などの課外活動としてダンスが定着してきた証左となっているだろう。
ダンス界で活躍するプロダンサーがジャッジを務めることで、高校生たちは第一線で活躍する実力者から直接評価を受けられる貴重な機会となっている。大会の全国放送やPrime Videoでの配信により、参加者だけでなく視聴者にもダンスの魅力が広く伝わることが期待できるだろう。
一方で、今後の課題として地方予選の開催地域の拡大が挙げられる。現状では4エリアでの開催に限られており、地理的な制約から参加できない生徒も存在する可能性が高い。予選会場の増設や、オンライン予選の導入など、より多くの高校生が参加できる環境整備が望まれるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「「第9回高校生ダンスバトル選手権」結果速報!3on3チャンピオンは二松学舎大学附属高等学校の“Butterfly effect”、1on1チャンピオンは“Rikuya“に決定! | 名古屋テレビ放送株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001310.000014977.html, (参照 2025-01-24).