susabiが子ども用防災リュックを開発、防災頭巾一体型で子どもの避難時の安全性向上へ

記事の要約
- 共働き世帯向け子ども用防災リュックを新発売
- 防災頭巾一体型で避難用品11点セットを搭載
- 神山まりあさん監修で5歳から小学生低学年向け
子ども用防災リュックの開発背景と特徴
総合ライフスタイルブランドsusabiは、現役VERYモデルの神山まりあさん監修による子ども用防災グッズ「Koremo. 子ども用防災リュックセット」を2025年3月1日にリリースする。共働き世帯が全世帯の約7割を占める現状を踏まえ、子どもが一人でも安全に避難できる防災リュックを開発することになった。
本製品は5歳から小学校低学年向けのコンパクトサイズで設計されており、避難時に役立つ11点の防災用品がセットになっている。防災頭巾がスナップボタンで接続されているため背負うと同時に頭部を保護でき、全セットを収納してもわずか550gの軽量設計を実現した。
防災カードには避難場所や緊急連絡先を記入できる機能を搭載しており、リュック背面の透明ポケットに収納することで避難経路の確認が可能となっている。親子で防災について話し合うきっかけとなる教育的な効果も期待できる製品となっている。
Koremo. 子ども用防災リュックセットの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2025年3月1日 |
対象年齢 | 5歳~10歳 |
サイズ | H35cm×W24cm×D12cm |
重量 | 550g(11点セット含む) |
価格 | 9,900円(税込) |
主な特徴 | 防災頭巾一体型、360度反射テープ、軽量設計、防災カード付き |
防災頭巾について
防災頭巾とは、地震や火災などの災害時に頭部を保護するための防災用品のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 頭部への衝撃や落下物から保護する機能
- 防炎・耐熱性能を備えた素材使用
- 容易に装着できる設計
Koremo.子ども用防災リュックセットでは、防災頭巾をリュックと一体化させることで、緊急時にも素早く装着できる設計を採用している。子どもが一人でいる際の避難時でも、リュックを背負うだけで頭部を保護できる機能性を重視した製品設計となっている。
子ども用防災リュックに関する考察
本製品の最大の利点は、子どもが一人で避難する際の実用性を重視した設計にある。防災頭巾の一体化や軽量設計により、緊急時でも子どもが自力で安全に避難できる可能性が高まるだろう。
今後の課題として、年齢や体格による使用感の違いや、長期保管時の耐久性の検証が必要となる。対策として、年齢別のサイズ展開や定期的なメンテナンス情報の提供が重要になってくるだろう。
将来的には、GPSトラッカーや緊急通報機能など、デジタル技術との連携機能の追加が期待される。防災意識の啓発と実用性を両立した本製品は、防災用品の新たな標準となる可能性を秘めている。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「共働き世帯7割の今、子どもが自宅で一人の時の“もしも”に備える子ども用防災リュック新発売 | 株式会社ACROVEのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000040239.html, (参照 2025-03-04).