NAVIS HRがインド初の自動車運送業特定技能試験で全員合格、日本の運送業界への貢献に期待

記事の要約
- NAVIS HRがインド初の自動車運送業特定技能1号評価試験で全員合格を達成
- 日本語N4レベルとドライバー技能研修を修了した16名が合格
- 20代の若手ドライバーを厳選し6ヶ月間の研修を実施
インド人トラックドライバーの特定技能評価試験合格達成
株式会社NAVIS HRは2024年2月18日、ベンガルール研修センターで実施された自動車運送業特定技能1号評価試験において、研修生16名全員の合格を達成した。この結果はインドで初めての快挙となり、6ヶ月間にわたる日本語N4レベルの習得とドライバー技能研修の成果が実を結んだものである。
研修生はオディシャ州のトラックドライバー教習所から厳しいスクリーニングを経て選抜された20代の優秀な人材で構成されている。一日7時間の研修と夜遅くまでの学習を通じて、日本の輸送業界で必要とされる高度な技能と日本語能力を身につけることに成功した。
インド人ドライバーは右ハンドル車への習熟度が高く、飲酒習慣がないことによる安全運転への信頼性、さらに英語でのコミュニケーション能力など、独自の強みを持っている。日本人ネイティブ資格保持者による研修により、日本の職場環境への適応も万全の準備が整えられた。
インド人トラックドライバーの特徴まとめ
安全性 | 言語能力 | 適応力 | |
---|---|---|---|
主な特徴 | 右ハンドル車に習熟 | N4レベルの日本語 | 日本文化研修修了 |
強み | 飲酒習慣なし | 英語でのコミュニケーション可能 | 20代の若手人材 |
研修内容 | ドライバー技能研修 | 日本人ネイティブによる指導 | 職場環境適応訓練 |
特定技能1号について
特定技能1号とは、深刻な人手不足に対応するため創設された在留資格で、特定産業分野での就労を認める制度のことである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 技能水準と日本語能力水準の試験合格が必要
- 最長5年間の在留期間が認められる
- 家族の帯同は基本的に認められない
自動車運送業における特定技能1号は、深刻なドライバー不足を解消するための重要な施策として位置づけられている。今回のNAVIS HRによる全員合格の実績は、外国人材の受け入れにおける新たな可能性を示すものとなった。
インド人トラックドライバー採用に関する考察
インド人ドライバーの採用は、日本の運送業界が直面する人材不足の解決策として大きな可能性を秘めている。特に右ハンドル車への習熟度や飲酒習慣の少なさは、安全面での信頼性を高める要因として評価できるだろう。
今後の課題として、日本特有の配送文化や顧客対応への適応が挙げられる。この点については、研修プログラムのさらなる充実化や、現場での日本人スタッフとの効果的な協働体制の構築が求められるだろう。
将来的には、若手のインド人ドライバーたちが日本の運送業界で活躍することで、両国の人材交流がさらに深まることが期待される。特に日印間で掲げられている5年で5万人の人材交流目標の達成に向けて、重要な一歩となるはずだ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「世界初、受験者全員合格!インド初、自動車運送業特定技能1号評価試験をNAVIS HRで実施 | NAVIS HUMAN RESOURCES Pvt,Ltd.のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000042806.html, (参照 2025-03-04).