ワークス・ジャパンが27卒向け就活支援イベントを開催、13社の人事担当者が直接アドバイスを提供

記事の要約

• ワークス・ジャパンが27卒向け就活スタートアップイベントを開催決定
• 業界トップ企業13社の人事が登壇しインターンシップ情報を提供
• 3月17日から4月1日まで計13回のオンラインセミナーを実施

ワークス・ジャパンの27卒向け就活支援イベント

株式会社ワークス・ジャパンは2025年3月5日、就活対策サイト「キャンパスキャリア」において2027年度卒業予定の学生を対象とした就活スタートアップイベントの開催を発表した。各業界を代表する13社の人事担当者が登壇し、業界のビジネスモデルやインターンシップ参加に向けた助言、選考スケジュールなどについて詳しい説明を行うことになっている。

イベントは2025年3月17日から4月1日までの期間中に計13回開催され、1回あたり40分のオンラインセミナー形式で実施される。対象者はキャンパスキャリアに登録している2027年度卒業予定の大学生および大学院生で、商社から小売まで幅広い業界の一流企業の人事担当者から直接アドバイスを受けることが可能だ。

また産経新聞社との共同企画として「27卒学生が選ぶ就職人気企業ランキング」の投票も3月1日より開始されている。今回から新たに7月の早期発表が追加され、9月の中間発表、1月の最終発表と合わせて年3回の集計結果発表が予定されており、就職活動の動向把握に役立つ情報提供を強化している。

就活スタートアップイベントの概要

インターンシップについて

インターンシップとは、学生が在学中に企業で就業体験を行うプログラムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 企業の実務や職場の雰囲気を直接体験できる機会
• 業界や仕事への理解を深められる実践的なプログラム
• 就職活動における企業選考での評価対象となることがある

今回の就活スタートアップイベントでは、各企業の人事担当者からインターンシップ参加における重要なポイントや選考スケジュールについての情報提供が行われる。参加学生は業界トップ企業13社の視点から、効果的なインターンシップ活用方法について直接アドバイスを得ることが可能になっている。

就活スタートアップイベントに関する考察

オンライン形式での開催により、地理的な制約なく全国の学生が参加できる点は、就活における情報格差の解消に大きく貢献するだろう。また40分という時間設定は、学生が集中力を保ちながら質の高い情報を効率的に得られる適切な長さとなっている。

一方で、オンライン形式では対面でのコミュニケーションの機会が限られるため、企業の雰囲気や社風を十分に理解することが難しい可能性がある。この課題に対しては、質疑応答の時間を十分に確保することや、登壇者の実体験を交えた具体的な説明を増やすなどの工夫が効果的だろう。

今後は個別企業の説明に加えて、業界全体の動向や将来展望についても深く理解できるような情報提供が期待される。また早期から就活準備に取り組む学生が増加していることから、より早い時期からのキャリア支援プログラムの提供も検討する必要があるだろう。

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