日本モンテッソーリ教育綜合研究所がAMS認定の国際資格取得コースの2025年度募集を開始、働きながら学べる環境を整備

記事の要約
- 日本初のAMS認定モンテッソーリ教育国際資格取得コースの2025年度募集開始
- 土日中心の講義スケジュールと一部オンライン受講が可能
- 勤務先での実習が可能で働きながら資格取得を目指せる
日本初のAMS認定モンテッソーリ教育国際資格取得コース
公益財団法人才能開発教育研究財団は、2025年3月3日より日本モンテッソーリ教育綜合研究所の国際資格取得コースの2025年度受講生募集を開始した。このコースは世界有数のモンテッソーリ教育機関であるAMSとMACTEの認定を受けた日本で唯一のプログラムであり、国際基準を満たすモンテッソーリ教育の実践力を日本語で学ぶことが可能となっている。
国際資格取得コースでは、日本人講師に加えて外国人講師による講義も提供され、通訳者が配置されることで質の高い学習環境が整備されている。講義は土日を中心にスケジュールが組まれ、全科目数の約4分の1がオンラインでの受講に対応しており、働きながらの学習を支援する体制が構築されている。
実習に関しては、モンテッソーリ教育環境が整っている現在の勤務先での実施が認められており、講師による定期的な訪問指導も含まれている。出願期間は2025年3月3日から4月15日までとなっており、定員に達し次第受付が終了となるため、早めの応募が推奨されている。
国際資格取得コースの詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
対象年齢 | 2歳半~6歳 |
認定機関 | AMS(アメリカ・モンテッソーリ協会)、MACTE(モンテッソーリ教師教育認定評議会) |
講義形態 | 対面(土日中心)、一部オンライン対応(全科目数の約1/4) |
講師構成 | 日本人講師、外国人講師(通訳付き) |
実習環境 | モンテッソーリ教育環境が整った勤務先での実習可能 |
募集期間 | 2025年3月3日~4月15日(定員次第で終了) |
モンテッソーリ教育について
モンテッソーリ教育とは、子どもの自発的な学びを重視する教育法であり、以下のような特徴が挙げられる。
- 子どもの発達段階に応じた教具を使用した教育プログラム
- 自主性と independence を重視した学習環境の整備
- 個々の子どもの成長ペースに合わせた指導方法
モンテッソーリ教育は世界的に認知された教育メソッドであり、AMSやMACTEといった国際的な認定機関によって品質が保証されている。日本においても、この教育法の重要性が認識され、専門的な教師育成プログラムの需要が高まっている。
モンテッソーリ教育国際資格に関する考察
日本語で学べる国際資格取得コースの開設は、日本のモンテッソーリ教育の質的向上に大きく貢献する可能性を持っている。言語の壁を取り除くことで、より多くの教育者がモンテッソーリ教育の本質的な価値を学び、実践できるようになるため、日本の幼児教育全体の発展にも寄与するだろう。
今後の課題として、オンライン学習と実地研修のバランスの最適化が挙げられる。デジタル技術の進歩により、より効果的なオンライン学習プラットフォームの開発が期待される一方で、実践的なスキルの習得には直接的な指導も不可欠となっている。
モンテッソーリ教育の普及に伴い、認定資格を持つ教育者の需要は今後さらに高まることが予想される。国際資格の取得を目指す教育者が増えることで、日本の幼児教育の国際競争力も向上し、より多様な教育機会の創出につながるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「日本で取れるモンテッソーリ教育の国際資格 2025年度受講生募集開始! 国際基準(AMS)を満たす実践力が身につくコース 日本語で学べます | 株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007256.000002535.html, (参照 2025-03-04).