学研が高校教員向け大学入試指導ウェブ研修を開催、オンデマンド形式で1カ月間の受講が可能に

学研が高校教員向け大学入試指導ウェブ研修を開催、オンデマンド形式で1カ月間の受講が可能に

学研が高校教員向け大学入試指導ウェブ研修を開催、オンデマンド形式で1カ月間の受講が可能に

PR TIMES より

記事の要約

  • 学研が高校教員向けに大学入試指導のウェブ研修を実施
  • 小論文・志望理由書・面接指導法を1カ月間オンデマンド配信
  • 探究活動の活用方法や面接練習のポイントを詳しく解説

学研の大学入試指導ウェブ研修2025

株式会社Gakkenは2025年3月21日から4月20日まで、高等学校教員を対象としたウェブ研修「小論文・志望理由書・面接指導法2」を実施することを発表した。このオンデマンド形式の研修は2024年に続く二度目の開催であり、受講者は期間中であれば自由に何度でも受講可能となっている。

大学入試で必要となる小論文指導は、基本的な書き方から国公立大学の入試対策まで5章構成で詳しく解説される仕組みとなっている。志望理由書指導では探究活動の活用方法について、面接指導では個人面接から集団討論まで3パターンの実践的な指導例が提供されるだろう。

研修全体は11の章で構成され、本間裕子氏と尾川直子氏という2名の学研小論文研修会講師が担当することになっている。申し込み受付は2025年4月18日12時までとなっており、学研模試WEBサイトから登録が可能だ。

研修内容まとめ

項目 詳細
開催期間 2025年3月21日14時00分~4月20日24時00分
申込締切 2025年4月18日12時00分
受講形式 映像配信(オンデマンド形式)
講師 本間裕子、尾川直子(学研小論文研修会講師)
主な内容 小論文指導法、志望理由書指導法、面接指導法

お申し込みはこちら

オンデマンド形式について

オンデマンド形式とは、視聴者が好きな時間に好きな場所で視聴できる動画配信形式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 時間や場所の制約なく視聴可能
  • 繰り返し視聴による学習効果の向上
  • 自分のペースで学習を進められる

教員研修においてオンデマンド形式を採用することで、学校業務の合間に効率的な学習が可能となり、より多くの教員が参加しやすい環境が整備される。特に本研修では1カ月間という長期の視聴期間が設定されており、じっくりと内容を理解し実践に活かすことができる。

教員向けウェブ研修に関する考察

教員向けのウェブ研修がオンデマンド形式で提供されることは、学校現場の働き方改革の観点からも重要な意味を持っている。教員は多忙な業務の中で自己研鑽の時間を確保することが難しい状況にあるが、時間や場所を選ばずに受講できるオンデマンド形式であれば、より多くの教員が研修に参加できるだろう。

今後の課題として、オンライン研修における教員同士の情報共有や意見交換の機会をどのように確保するかという点が挙げられる。研修内容を実践に活かすためには、他校の教員との交流や事例共有が重要となるため、オンデマンド配信と併せて双方向のコミュニケーション機能を充実させることが望ましい。

このような教員研修のデジタル化は、地域間格差の解消にも貢献する可能性がある。都市部と地方部で受けられる研修の質や量に差が生じやすい現状において、オンライン研修の充実は教育の質の均一化につながるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「【高校教員対象・ウェブ研修】大学入試で問われる「小論文・志望理由書・面接」の指導法を3月21日からオンデマンド配信! | 株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007313.000002535.html, (参照 2025-03-05).

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