記事の要約
- 東洋英和女学院大学でQQEnglishのオンライン英会話を導入
- 2024年9月にセブ島での8日間の海外研修を実施
- 国際社会学部1年生向けに英語必修科目として運用
東洋英和女学院大学のQQEnglishオンライン英会話とセブ島留学導入
株式会社QQEnglishは東洋英和女学院大学に教育機関向けオンライン英会話とセブ留学サービスを2016年より提供している。導入は10名の学生を対象とした実証実験から始まり、2019年には国際社会学部1年生向けの必修科目としてオンライン英会話が組み込まれ、2022年には選択科目としてセブ島での海外研修も追加されることとなった。
東洋英和女学院大学では副学長の竹下裕子氏の指導のもと、世界諸英語や日本とフィリピンの英語教育に関する学習を実施している。国際社会学部の必修英語プログラムにQQEnglishのオンライン英語学習プログラムが組み込まれており、教員引率のもとでフィリピンへ渡航し、QQEnglishでの英語レッスン受講やアクティビティへの参加を行うカリキュラムを展開している。
2024年9月4日から11日までの8日間、セブ島での海外研修を実施しており、1日6コマの英会話レッスンと週末のカオハガン島でのアクティビティを組み込んだプログラムを展開した。オンラインレッスン実施前後の外部テストCASECではスコアの向上が確認され、マンツーマンレッスンやグループレッスンを通じて実践的な英語力の向上を図っている。
英語学習プログラムの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
実施期間 | 2024年9月4日~11日(8日間) |
主なプログラム | 1日6コマの英会話レッスン(4日間) |
アクティビティ | カオハガン島での体験学習(週末) |
導入経緯 | 2016年実証実験、2019年必修科目化、2022年海外研修追加 |
対象学部 | 国際社会学部1年生(必修) |
オンライン英会話について
オンライン英会話とは、インターネットを通じて外国人講師と1対1で英語学習を行うサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 時間や場所を選ばず受講が可能
- マンツーマンで集中的な学習が可能
- ネイティブスピーカーと直接コミュニケーション
QQEnglishのオンライン英会話は全世界累計で70万人以上の生徒が利用している実績がある。東洋英和女学院大学での導入では、外部テストCASECでスコアの向上が確認されており、実践的な英語力の向上に効果を発揮している。
大学英語教育におけるオンライン学習に関する考察
オンライン英会話の導入により、従来の座学中心の英語教育から実践的なコミュニケーション重視の学習へとシフトが進んでいる。特に海外研修と組み合わせることで、オンラインで培った英語力を実地で発揮する機会が生まれ、学習意欲の向上と実践的なスキル習得の両立が可能になっている。
今後はオンラインと対面での学習をより効果的に組み合わせたハイブリッド型の英語教育の確立が課題となるだろう。特にAIやVR技術の進化により、より没入感のある学習環境の構築や、学習者の習熟度に合わせた個別最適化された教材の提供が期待される。
また、グローバル化が進む中で、英語を単なるコミュニケーションツールとしてだけでなく、異文化理解や国際交流の手段として活用する視点も重要になってくる。オンライン英会話と海外研修を組み合わせた学習モデルは、今後の大学英語教育のスタンダードになる可能性を秘めている。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「QQEnglish、東洋英和女学院大学の英語カリキュラム改革として、オンライン英会話やセブ島留学の導入を支援 | 株式会社QQ Englishのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000262.000016874.html, (参照 2025-01-08).