海と日本プロジェクトが小学生向け海洋ごみ出前授業を開催、親子で環境問題を学習する機会を創出

海と日本プロジェクトが小学生向け海洋ごみ出前授業を開催、親子で環境問題を学習する機会を創出

PR TIMES より

記事の要約

  • 海洋ごみをテーマにした出前授業を名古屋市内で開催
  • 親子30名が参加し海洋ごみ問題について学習
  • お絵描きコンテストを実施しメリ夫と記念撮影

海と日本プロジェクトの海洋ごみ学習イベント開催

一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県は、2024年12月21日に名古屋市内の三甲名古屋錦ビルにて海洋ごみについて学ぶ出前授業「小学生のための海のがっこう メリ夫と学ぼう!海洋ごみ」を開催した。このイベントは日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施され、テレビ愛知のエコキャンペーンのマスコットキャラクター「メリ夫」くんも登場したのだ。

八千代エンジニヤリング株式会社と株式会社さなるの協力により制作された教材をもとに、映像を使用した模擬授業を実施し、海洋ごみについて参加者と共に学習を進めた。海の豊かさを守り海にごみを出さないという意識を広げることを目的としており、参加した子どもたちからは海をきれいにしたいという前向きな声が多く寄せられている。

トヨタホーム名古屋株式会社との協力により、参加者は理想のお家づくりをテーマにしたお絵描きコンテストにも挑戦することができた。描かれた作品はモニターに映し出され、メリ夫くんとの記念撮影も行われ、環境問題について楽しみながら学べる工夫が施されたものとなっている。

海洋ごみ学習イベントの概要

項目 詳細
開催日時 2024年12月21日 10時00分~15時30分
開催場所 三甲名古屋錦ビル1階(愛知県名古屋市中区錦1丁目16-25)
参加人数 30名
イベント内容 海洋ごみ問題をテーマにした模擬授業、お絵描きコンテスト
協力企業 八千代エンジニヤリング株式会社、株式会社さなる、トヨタホーム名古屋株式会社

プロジェクト詳細

海洋ごみについて

海洋ごみとは、人間の活動によって海に流れ込んだあらゆる人工物のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 生態系への悪影響を及ぼす環境問題
  • プラスチックごみによる海洋汚染が深刻
  • 国際的な取り組みが必要な地球規模の課題

海洋ごみ問題の解決には社会全体での意識改革と具体的な行動が不可欠となっている。日本財団の「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」は、この問題に対する理解を深め、具体的なアクションを促進するためのプラットフォームとして機能している。

海洋ごみ学習イベントに関する考察

子どもたちに海洋ごみ問題を身近な課題として認識させる取り組みは、環境教育の観点から非常に効果的である。マスコットキャラクターを活用した親しみやすい学習方法と、お絵描きコンテストによる創造的な活動の組み合わせにより、参加者の興味と理解を深めることに成功している。

今後は定期的なイベント開催による継続的な啓発活動と、より多くの子どもたちが参加できる機会の創出が重要な課題となるだろう。オンラインプログラムの導入や、学校教育との連携強化により、より広範な地域での展開が期待される。

また、参加者の家庭内での環境意識の向上や具体的な行動変容を促すためのフォローアップ施策も検討が必要だ。保護者向けの情報提供や、実践的な取り組みを支援するツールの開発など、総合的なアプローチが求められる。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「海洋ごみ問題に触れて海をきれいにする出前授業「小学生のための海のがっこう メリ夫と学ぼう!海洋ごみ」開催! | 海と日本プロジェクト広報事務局のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003166.000077920.html, (参照 2025-01-08).