千葉ジェッツが東山高校の瀬川琉久選手と特別指定選手契約を締結、チーム初の高校生プロ選手が誕生

千葉ジェッツが東山高校の瀬川琉久選手と特別指定選手契約を締結、チーム初の高校生プロ選手が誕生

PR TIMES より

記事の要約

  • 千葉ジェッツが高校生プロ選手と初の契約を締結
  • 東山高校の瀬川琉久選手が特別指定選手として加入
  • 2028年ロサンゼルス五輪出場を目指す意向を表明

千葉ジェッツが東山高校の瀬川琉久選手と高校生プロ契約を締結

千葉ジェッツは2025年1月4日、東山高校に在学中の瀬川琉久選手を特別指定選手として新たに加入させることを発表した。瀬川選手は身長184cmのポイントガードで中学時代の全国大会で優勝を経験し、高校でもインターハイ優勝に貢献した実績を持つ選手である。

瀬川選手は2024年の男子日本A代表第1次強化合宿にも招集されるなど、将来有望な若手選手として期待を集めている。富樫勇樹選手や渡邊雄太選手など世界でのキャリアを持つ選手が在籍する千葉ジェッツで研鑽を積み、成長を目指すことになるだろう。

記者会見は千葉ジェッツのホームアリーナである「ららアリーナTOKYO-BAY」で執り行われた。瀬川選手は2028年ロサンゼルス五輪への出場を目標に掲げ、Bリーグから大舞台へと挑戦する河村勇輝選手の道を追うことを目標として語っている。

瀬川琉久選手のプロフィール

項目 詳細
氏名 瀬川 琉久(Riku Segawa)
背番号 5
ポジション PG(ポイントガード)
身長/体重 184cm/76kg
生年月日 2006年8月14日
出身地 兵庫県
代表歴 U18日韓中ジュニア交流競技会、BWB Global Camp 2024、日本A代表ディベロップメントキャンプ、NBA Academy Games 2024、FIBA U18アジアカップ

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特別指定選手制度について

特別指定選手制度とは、プロチームが将来有望な若手選手を育成するための制度のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 高校生や大学生などの学生選手がプロ契約可能
  • 学業と競技の両立を支援する仕組み
  • 若手選手の早期プロ参入への道を開く

千葉ジェッツにとって瀬川選手は、特別指定選手制度を活用した初の高校生プロ契約選手となった。富樫勇樹選手や渡邊雄太選手など世界レベルの選手が在籍する環境で若手育成を進めることで、次世代の日本バスケットボール界を担う選手の育成を目指している。

高校生プロ契約に関する考察

千葉ジェッツによる高校生との初のプロ契約は、日本バスケットボール界における若手育成の新たな可能性を示している。特に学業と競技の両立を支援する特別指定選手制度の活用は、将来有望な選手の早期発掘と育成において重要な意味を持つだろう。

ただし、高校生年代での早期プロ化には、身体的・精神的な成長段階を考慮した慎重なアプローチが必要となる。チームには練習量の調整や学業との両立支援など、きめ細かなケアが求められることになるだろう。

将来的には、特別指定選手制度を活用した育成プログラムの確立が期待される。日本のバスケットボール界全体で若手選手の育成環境を整備し、世界で活躍できる選手の輩出につながる仕組みづくりが求められている。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「【千葉ジェッツ】東山高校の瀬川琉久選手とチームの歴史として初の高校生プロ選手契約を締結!! | 株式会社千葉ジェッツふなばしのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000035649.html, (参照 2025-01-10).