立命館アジア太平洋大学が第2代高校生特命副学長の募集を開始、学びの未来を考える新たな取り組みが本格化

立命館アジア太平洋大学が第2代高校生特命副学長の募集を開始、学びの未来を考える新たな取り組みが本格化

立命館アジア太平洋大学が第2代高校生特命副学長の募集を開始、学びの未来を考える新たな取り組みが本格化

PR TIMES より

記事の要約

  • APUが第2代高校生特命副学長の募集を開始
  • 2025年2月から4月まで応募受付、6月から活動開始
  • 活動テーマは「学びの未来を考える」

立命館アジア太平洋大学の高校生特命副学長制度

立命館アジア太平洋大学は2025年2月3日より、第2代高校生特命副学長とサミットメンバーの募集を開始する。この制度は米山学長の新プラン「Leap Beyond Global」の一環として2024年に導入され、多様なステークホルダーの意見を大学運営に取り入れることで、新たな改革の推進力となることを目指している。

募集対象は2025年4月時点で日本国内在住の高校1年生または2年生となっており、大学教育の未来に対する強い問題意識と解決意欲を持つ人材を求めている。選考は書類審査とプレゼンテーション動画による一次選考、APU役員によるオンライン面談による最終選考を経て決定される。

活動期間は2025年6月から2026年3月までで、立命館の各キャンパスでの活動やオンラインでの参加が予定されている。また、採用された高校生には業務委託契約に基づく報酬が支払われ、教育機関への往訪見学なども実施される予定だ。

高校生特命副学長制度の概要

募集内容 活動内容 選考プロセス
対象者 高校1・2年生 大学教育の未来検討 書類審査
人数 副学長1名・サミットメンバー若干名 キャンパス活動・オンライン プレゼン動画
期間 2025年6月~2026年3月 教育機関往訪見学 役員面談

特命副学長特設サイト

ステークホルダーについて

ステークホルダーとは、組織の活動や意思決定によって影響を受ける、または組織に影響を与える個人やグループのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 組織の意思決定に直接的・間接的に関与する立場
  • 組織との相互作用により価値創造に貢献
  • 組織の持続可能な発展に重要な役割を果たす

立命館アジア太平洋大学の特命副学長制度では、高校生をステークホルダーとして積極的に大学運営に参画させることで、教育改革の新たな視点を得ることを目指している。この取り組みは、大学と学生の協働による教育システムの進化を促進する重要な施策となっている。

高校生特命副学長制度に関する考察

高校生特命副学長制度は、従来の大学運営に高校生の視点を取り入れるという革新的な試みとして注目に値する。大学教育の未来を考える上で、実際の受験生となる高校生の意見を直接取り入れることは、教育サービスの質的向上につながる可能性が高い。大学と高校生が協働することで、より実践的で魅力的な教育プログラムの開発が期待できるだろう。

一方で、高校生の学業との両立や、キャンパス活動への参加に伴う時間的・地理的な制約が課題となる可能性がある。これらの課題に対しては、オンラインツールの効果的な活用や、活動スケジュールの柔軟な調整が重要となってくる。また、高校生の斬新なアイデアを大学の既存のシステムに効果的に組み込むための仕組みづくりも必要だろう。

今後は、高校生特命副学長の活動成果を可視化し、その効果を測定・評価する仕組みの構築が求められる。初代高校生副学長の成果報告を踏まえつつ、制度の継続的な改善と発展を図ることで、より実効性の高い取り組みへと進化させていく必要がある。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「タイムアウト※URL要確認https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000062802.html」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000062802.html, (参照 2025-01-11).

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