京都橘大学の学生16名が主体となって開発したすだちぽんずが地域交流の促進に貢献

京都橘大学の学生16名が主体となって開発したすだちぽんずが地域交流の促進に貢献

PR TIMES より

記事の要約

  • 京都橘大学が学内産すだちを使用した「すだちぽんず」を開発
  • 学生広報スタッフ16名が商品開発からPRまでを担当
  • 2024年12月24日より限定100本を学内で販売開始

京都橘大学の「たちばなファームプロジェクト」による学生主体の商品開発

京都橘大学は2024年度版「すだちぽんず」の販売を2024年12月24日より開始した。このプロジェクトは2023年度からスタートした「たちばなファームプロジェクト」の一環として実施され、学生広報スタッフ16名が商品開発からPR活動まで取り組んでいる。

学生たちは商品の認知度向上を課題として掲げ、大学祭での試飲提供や感想収集を実施している。収集した約50人分の感想をもとに、学生が気軽に作れるメニューを考案し、商品購入者向けのリーフレットに掲載した。

2024年度版の「すだちぽんず」は、初年度の配合を基に改良を重ね、醤油の割合を調整することで万能調味料としての使いやすさを向上させた。学生たちはSNSでの情報発信も積極的に行い、商品の認知度向上に取り組んでいる。

すだちぽんずの商品概要

項目 詳細
商品名 すだちぽんず
価格 500円(税別)/540円(税込)
内容量 200ml
販売数 100本限定
販売場所 株式会社たちばなリンク(京都橘大学清風館1F)
営業時間 10:00~16:00(平日のみ)

たちばな学生広報スタッフWEBサイト

たちばなファームプロジェクトについて

たちばなファームプロジェクトとは、大学生活を送るキャンパスへの愛着を深めることを目的とした取り組みである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • キャンパス内の果物や野菜を活用した商品開発プロジェクト
  • 学生広報スタッフによる企画・運営・PR活動の実施
  • 地域交流や学生同士の協働を促進する教育的取り組み

京都橘大学のキャンパスには梅やすだち、かりん、ざくろ、タチバナ、たけのこなど多様な果物や野菜が実っている。これらの農作物は従来から地域交流イベントやたちばな大路こども園などで活用されており、今回のプロジェクトではその活用範囲を商品開発にまで拡大している。

学生主体の商品開発に関する考察

学生主体の商品開発プロジェクトは、実践的な学びの機会として非常に有意義な取り組みとなっている。商品の企画から開発、PRまでの一連のプロセスを経験することで、学生たちはマーケティングやプロジェクトマネジメントのスキルを実践的に習得できている。

今後の課題として、継続的な商品改良と販路拡大が挙げられるだろう。学内での限定販売から地域の小売店への展開も視野に入れ、より多くの消費者に商品を届けられる体制づくりが必要となってくる。

将来的には、他の学内農作物を活用した新商品の開発も期待される。地域に根ざした商品開発を通じて、大学と地域社会との連携がさらに深まることが予想される。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「【京都橘大学】「たちばなファームプロジェクト」第2弾!京都橘大学キャンパス育ちのすだちを使った“すだちぽんず”を学生がプロデュース | 学校法人 京都橘学園のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000097139.html, (参照 2025-01-10).