サーモスとアルバルク東京が小学校でバスケとSDGs教室を開催し、魔法びんの回収サービスも導入

サーモスとアルバルク東京が小学校でバスケとSDGs教室を開催し、魔法びんの回収サービスも導入

PR TIMES より

記事の要約

  • アルバルク東京とサーモスが小学校でバスケとSDGs教室を開催
  • アカデミーコーチによるバスケ指導とSDGsセミナーを実施
  • ステンレス製魔法びん回収サービスを校内に設置

サーモスとアルバルク東京による教育支援プログラム

サーモス株式会社は、SDGsパートナー契約を締結しているBリーグ所属のアルバルク東京と共同で、2024年12月17日に新宿区立花園小学校にて「バスケとSDGs教室」を開催した。アルバルク東京のアカデミーコーチ2名によるバスケットボール指導と、サーモス社員によるSDGs活動のミニセミナーを実施し、小学5年生と6年生合わせて26名が参加したのだ。

バスケットボール教室ではパスやドリブルのレクチャー、ミニゲームなどを通じて子どもたちが汗を流しながら競技を楽しんだ。SDGs教室ではサーモス社員が講師となり、サーキュラーエコノミーをテーマに魔法びんの回収から再資源化までのサイクルについて解説を行ったのである。

サーモスは新たな取り組みとして、2024年12月17日から2025年1月31日までの期間限定で、新宿区立花園小学校内にステンレス製魔法びん回収サービスの回収BOXを設置した。回収対象は使用済みステンレス製魔法びん構造のボトルやタンブラー、スープジャーなどで、同校の関係者限定で利用が可能となっている。

教育支援プログラムの詳細

バスケットボール教室 SDGs教室 回収サービス
実施内容 パス・ドリブル指導、ミニゲーム サーキュラーエコノミー解説 魔法びん回収BOX設置
対象者 小学5・6年生26名 小学5・6年生26名 学校関係者限定
実施期間 2024年12月17日 2024年12月17日 2024年12月17日~2025年1月31日

サーモス公式サイト

サーキュラーエコノミーについて

サーキュラーエコノミーとは、資源を循環させる経済の仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 資源を効率的に利用し、廃棄物を最小限に抑える
  • 製品の長寿命化とリサイクルを重視する
  • 環境負荷を低減しながら経済成長を目指す

サーモスのステンレス製魔法びん回収サービスは、使用済み製品を回収して再資源化するサーキュラーエコノミーの実践例となっている。製品の回収から再資源化までの一連のプロセスを通じて、環境負荷の低減と資源の有効活用を実現しているのだ。

サーモスのSDGs教育支援に関する考察

サーモスとアルバルク東京による教育支援プログラムは、スポーツとSDGsを組み合わせることで、子どもたちの関心を効果的に引き出すことに成功している。バスケットボールの実技指導を通じて児童の心身の健全な発達を促すとともに、SDGsの理解促進と環境意識の向上にも貢献しているのだ。

今後の課題として、プログラムの継続性と拡大性が挙げられる。一回限りのイベントではなく、定期的な開催や他校への展開を通じて、より多くの児童がSDGsについて学ぶ機会を提供することが重要だろう。対象学年の拡大や保護者向けのプログラム開発なども検討に値する。

長期的な視点では、回収した製品の再資源化プロセスを具体的に示すことで、環境教育の効果をさらに高められる可能性がある。実際の製品がどのように再生され、新たな製品として生まれ変わるのかを可視化することで、循環型社会への理解が深まるはずだ。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「SDGsパートナー「アルバルク東京」との新たな取り組みとして小学校でバスケ教室を開催!アルバルク東京×サーモス「バスケとSDGs教室」を実施 | サーモス株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000053758.html, (参照 2025-01-10).