記事の要約
- Anatomage Japan株式会社がAnatomage Tableに関するウェビナーを開催
- 昭和大学保健医療学部の教員が医療人教育について講演
- 2025年1月31日開催、参加費は無料でZoomにて実施
昭和大学でのAnatomage Table活用によるカリキュラム改革
Anatomage Japan株式会社は、2025年1月31日に医療人教育におけるカリキュラムデザインをテーマとしたウェビナーの開催を発表した。昭和大学保健医療学部の榎田めぐみ教授と吉川輝講師が登壇し、バーチャル解剖台Anatomage Tableを活用した革新的な教育方略について解説する予定だ。
医学教育に携わる関係者を対象としたこのウェビナーでは、教育目標の設定方法から応用力・実践力を育成するためのシミュレーション教育まで幅広い内容が予定されている。Zoomを利用したオンライン形式で実施され、参加費は無料で2025年1月24日まで申し込みを受け付けるとのことだ。
Anatomage Japan株式会社は2023年2月に設立され、2024年1月5日より事業を開始した企業である。同社は医学教育において重要な役割を果たすバーチャル解剖プラットフォームの開発・販売を手がけ、世界中の医療関係者から高い関心を集めている。
医療教育ウェビナーの概要まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年1月31日(金) 18:00~19:00 |
登壇者 | 榎田めぐみ教授、吉川輝講師(昭和大学保健医療学部) |
対象者 | 医学教育関係者 |
参加費 | 無料 |
開催形式 | Zoomウェビナー |
申込締切 | 2025年1月24日(金) |
バーチャル解剖台について
バーチャル解剖台とは、デジタル技術を活用した医学教育用の3D解剖学習プラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 実物大の3D解剖モデルを用いた実践的な学習が可能
- 高度で正確なデジタルデータによる解剖学・生理学の学習
- クリニックや病院での診断・治療計画にも活用可能
Anatomage Tableは医学生の解剖学習に革新をもたらし、従来の解剖実習を補完する重要なツールとなっている。大手放射線機器メーカーもAnatomageのソフトウェアを採用しており、医療教育の質的向上に貢献している。
医療教育デジタル化に関する考察
医療教育におけるバーチャル解剖台の導入は、従来の解剖実習における制約を克服する可能性を秘めている。実物大の3Dモデルを用いた反復学習が可能になることで、学生の理解度向上と実践的なスキル習得が期待できるだろう。
一方で、デジタル教材の導入には教員側の適切な運用スキルと、効果的なカリキュラム設計が不可欠となる。教育機関には従来の教育手法とデジタルツールを効果的に組み合わせた新しい教育プログラムの確立が求められるだろう。
医療教育のデジタル化は今後さらに加速すると予想される。AIやVR技術との連携により、より高度な医療シミュレーション教育が実現し、医療人材の育成プロセスが大きく変革される可能性を秘めている。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【ウェビナー開催】昭和大学様 導入事例 2025/1/31(金) 医療人教育におけるカリキュラムデザイン:Anatomage Tableを活用した革新的教育方略 | Anatomage Japan株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000135269.html, (参照 2025-01-08).