プログラミング未経験からITエンジニアへの転職、78%が満足と回答し年収アップも実現

記事の要約
- プログラミング未経験からITエンジニアへの転職に78%が満足
- 前職の59%が非IT業種からの転身で20代が65%を占める
- 転職理由は高収入39%、将来性35%、興味31%が上位
プログラミング未経験者のITエンジニア転職状況
株式会社TAG STUDIOが運営するプロリア プログラミングは、2024年11月19日から12月8日にかけてプログラミング未経験者を対象とした転職実態調査を実施した。調査では全国の18歳以上で未経験からITエンジニアに転職した51名から回答を得ており、男性34名、女性15名、未回答2名という構成になっている。
プログラミング未経験からITエンジニアへの転職において、20代の転職者が65%を占め若年層の参入が顕著となっている。転職前の状況については非IT業種からの転身が59%を占めており、異業種からのキャリアチェンジが主流となっていることが明らかになった。
転職理由の内訳を見ると、高収入を期待する回答が39%で最も多く、次いで将来性が35%、興味関心が31%となっている。転職後の満足度は78%が肯定的な評価を示しており、約半数が年収の増加を実現し、特に30万円から50万円の収入増が24%と最も多い結果となった。
ITエンジニア転職の実態まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
調査期間 | 2024年11月19日~12月8日 |
回答者数 | 51名(男性34名、女性15名、未回答2名) |
年齢構成 | 20代65%、30代・40代で一定数 |
転職前の状況 | 非IT業種が59% |
学習期間 | 1~3年未満が43% |
転職満足度 | 78%が「良かった」と回答 |
ITエンジニア転職について
ITエンジニア転職とは、異業種からIT業界へキャリアチェンジすることを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- プログラミングスキル習得による専門性の獲得
- 高収入や将来性を見据えたキャリア選択
- 年齢や前職を問わない参入機会の広さ
ITエンジニアへの転職では、1~3年程度の学習期間を経て実現するケースが多く、プログラミングスクールなどでの体系的な学習が重要となっている。転職後は年収が30万円から50万円増加するケースが最も多く、専門性を活かしたキャリアアップが可能である。
プログラミング未経験からのITエンジニア転職に関する考察
プログラミング未経験者のITエンジニア転職における78%という高い満足度は、IT業界の将来性と需要の高まりを反映している。特に20代が65%を占める状況は、若年層がデジタルスキルを活かしたキャリアパスを積極的に選択していることを示唆している。
今後の課題として、転職後のスキル向上とキャリアパスの確立が重要となってくるだろう。継続的な学習機会の提供や、より専門的な領域へのステップアップを支援する体制の整備が必要不可欠となっている。
将来的には、AI・DXの進展に伴いITエンジニアの需要は更に高まることが予想される。未経験者の参入障壁を下げつつ、質の高い教育プログラムを提供することで、より多くの人材がIT業界でキャリアを築ける環境を整備することが重要だ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「プログラミング未経験からITエンジニアへ転職、約8割が「良かった」と回答! | 株式会社インタースペースのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000512.000013544.html, (参照 2025-01-16).