全国高校生ネイチャー甲子園の決勝大会が開催、動画クリエイトと生きもの調査で地域の自然を探求

全国高校生ネイチャー甲子園の決勝大会が開催、動画クリエイトと生きもの調査で地域の自然を探求

全国高校生ネイチャー甲子園の決勝大会が開催、動画クリエイトと生きもの調査で地域の自然を探求

PR TIMES より

記事の要約

  • 第2回全国高校生ネイチャー甲子園の決勝大会を開催
  • 動画クリエイト部門53件と生きもの調査部門50件の応募
  • 令和7年2月9日に花博記念ホールで実施予定

全国高校生ネイチャー甲子園の決勝大会開催概要

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会と株式会社地域環境計画は、令和7年2月9日に花博記念ホールにて第2回全国高校生ネイチャー甲子園の決勝大会を開催する予定だ。全国から動画クリエイト部門に53件、生きもの調査部門に50件の応募があり、高校生の自然への関心の高さが伺える。

決勝大会では動画クリエイト部門においてグランプリ1グループと準グランプリ2グループを決定するプレゼンテーションと審査が実施される。最終プレゼンテーションを通じて高校生たちの地域の自然に対する理解と表現力が披露されることになるだろう。

生きもの調査部門では、生きものコレクションアプリ「Biome」を活用して登録された生きものの種数によって動物の部と植物の部それぞれ1位から3位までが表彰される。自然観察と記録を通じて地域の生態系への理解を深める機会となることが期待されている。

ネイチャー甲子園の部門概要

動画クリエイト部門 生きもの調査部門
内容 2~5分のショート動画作成 Biomeアプリでの生きもの登録
対象 地域の自然や生業 動物と植物
表彰 グランプリ1、準グランプリ2 各部門1~3位

大会の詳細はこちら

Biomeアプリについて

Biomeとは、生きものの種類を記録・収集するためのコレクションアプリケーションのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 生きものの種類を簡単に記録・管理できる機能
  • 動物と植物の両方に対応した分類システム
  • 観察データの蓄積と共有が可能

全国高校生ネイチャー甲子園では生きもの調査部門においてBiomeアプリを活用し、登録された生きものの種数を競うコンテストを実施する。このアプリケーションを通じて、高校生たちが地域の生態系や自然環境への理解を深めることが期待されている。

全国高校生ネイチャー甲子園に関する考察

全国高校生ネイチャー甲子園が動画クリエイト部門と生きもの調査部門の2つの異なるアプローチで展開されることは、高校生の多様な興味関心に応える取り組みとして評価できる。特に動画制作を通じて地域の自然や生業を表現する機会は、次世代の環境保全意識を育む効果的な手段となっている。

一方で、コンテストの規模拡大に伴い、各地域の生態系や環境特性の違いをいかに公平に評価するかが課題となる可能性がある。特に生きもの調査部門では、地域による生物多様性の差異や季節変動をどのように考慮するかが重要な検討事項となるだろう。

今後は参加校同士の交流機会の創出や、記録された地域の自然に関する情報の共有プラットフォームの構築が期待される。高校生の環境保全活動をさらに促進し、地域の自然への理解を深める機会として、本コンテストの発展が望まれる。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「第2回 全国高校生「地域の自然」甲子園(通称:ネイチャー甲子園) 決勝大会を開催します | 株式会社 地域環境計画のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000082806.html, (参照 2025-01-18).

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