中学校てらすが世界を変える教育セミナーを2025年1月に開催、日米の教育経験を持つ中村柾氏が登壇し教育改革の可能性を探る

記事の要約
- 中学校てらすが教育セミナーを2025年1月24日に開催
- ボストン市教育委員会指導主事の中村柾氏が講演
- 日本と世界の教育の違いについて講演とディスカッション
世界を変える教育セミナーの開催決定
株式会社NIJINが運営する中学校てらすは、2025年1月24日に「世界を変える教育とは?~一歩踏み出す勇気の育て方~」と題したセミナーの開催を発表した。講師には元千葉県松戸市公立中学校教員でハーバード・スタンフォード教育大学院修士を取得し、現在はボストン市教育委員会指導主事を務める中村柾氏を招聘することが決定している。
本セミナーでは中村氏の日本での教育経験とアメリカでの学びを基に、日本の英語教育と海外教育の違いについて焦点を当てる。特に日本の学校での取り組み、海外での学び、高校生海外留学プログラムの3つの観点から、参加者と共に世界を変える教育のヒントを探求していく予定だ。
参加対象は英語教育に悩む教師や海外留学の価値を考えたい教師、世界の教育に興味がある教師など幅広く設定されている。開催時間は19時30分から21時45分までで、講演とディスカッション、質疑応答を交えた双方向型のプログラム構成となっている。
教育セミナーの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年1月24日 19:30-21:45 |
開催形式 | オンライン開催 |
定員 | 30名(先着順) |
講師 | 中村柾氏(ボストン市教育委員会指導主事) |
主なテーマ | 日本の英語教育、海外での学び、高校生海外留学プログラム |
対象者 | 英語教育担当教師、海外教育に興味のある教師、教育関係者 |
ICT教育実践について
ICT教育実践とは、情報通信技術を活用した教育手法のことを指し、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- オンラインを活用した双方向型の学習環境の構築
- デジタルツールを活用した効率的な学習管理
- 時間や場所に縛られない柔軟な学習機会の提供
中村氏はコロナ禍においてオンライン寺子屋を立ち上げ、ICT夢コンテスト総務大臣賞を受賞するなど、先進的なICT教育実践を行ってきた実績がある。教育のデジタル化が進む中、ICTを活用した教育実践は今後さらに重要性を増すことが予想される。
世界を変える教育セミナーに関する考察
本セミナーの特徴は、日本とアメリカ両国での教育経験を持つ講師による実践的な知見の共有にある。グローバル化が加速する教育現場において、異なる教育システムの比較検討は教育者の視野を広げ、新たな教育アプローチの開発につながる可能性が高い。
一方で、オンライン形式での開催は地理的制約を取り除くメリットがあるものの、参加者同士の深い交流や非言語コミュニケーションの機会が限られる課題がある。今後はハイブリッド形式の導入や、オンラインツールを活用した参加者間の継続的な情報交換の仕組みづくりが求められるだろう。
また、教育現場のグローバル化に向けた取り組みは、単なる英語教育の改善にとどまらない広範な課題を含んでいる。教育者のマインドセット変革や、異文化理解の深化、国際的な教育ネットワークの構築など、包括的なアプローチが必要になると考えられる。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【1月24日(金)開催】世界を変える教育とは?~一歩踏み出す勇気の育て方~ | 株式会社NIJINのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000383.000099150.html, (参照 2025-01-15).