島根県が2025年2月にオンライン業界研究会を開催、100社規模で学生との交流機会を創出

記事の要約
- 島根県がオンライン業界研究会を2月1日に開催予定
- 2部制で合計100社の企業と交流可能
- 2026年3月・2027年3月卒業予定者が対象
しまねオンライン業界研究会の開催概要
島根県は若者の県内企業への理解を深め職業観を醸成するため、大学生等を対象とした「しまねオンライン業界研究会」を2025年2月1日に開催する予定だ。この業界研究会は2023年11月30日の開催時に参加学生から好評を得たことから、リピート開催が決定された。
開催形式はオンラインのZoomを活用し、午前の部と午後の部の2部制で実施される。各部50社ずつの計100社の企業が参加し、学生は1部のみ、2部のみのどちらかを選択して参加することが可能だ。企業の担当者が自社や業界の魅力を直接発信する機会となるだろう。
参加対象は2026年3月および2027年3月卒業予定の大学生等となっており、低学年次の学生も参加可能となっている。企業説明の時間は午前の部が10時から12時15分まで、午後の部が13時から15時15分までに設定されており、学生は効率的に多くの企業と交流できる。
オンライン業界研究会の詳細まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年2月1日 1部:10:00~12:15、2部:13:00~15:15 |
参加企業数 | 100社(1部:50社、2部:50社) |
開催方式 | オンライン(Zoom) |
対象者 | 2026年3月・2027年3月卒業予定の大学生等(低学年次も可) |
運営事務局 | 合同会社NEW WORK STYLE |
オンライン業界研究会について
オンライン業界研究会とは、企業と学生をインターネット上で結びつける就職支援イベントのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 場所を問わず参加可能な効率的な情報収集の場
- 多数の企業と短時間で交流できる機会の提供
- 企業の魅力や業界の特徴を直接理解できる場
本オンライン業界研究会は島根県内企業の魅力を発信し、若者の県内就職を促進することを目的として開催される。前回開催時には「県外にいながら島根の企業情報を聞けて有意義だった」という声が寄せられており、地域の人材確保に貢献している。
しまねオンライン業界研究会に関する考察
オンライン形式での開催は、地方と都市部の距離的な障壁を解消し、より多くの学生に島根県内企業を知ってもらう機会を提供することが可能となっている。特に県外在住の学生にとって、移動時間やコストを抑えながら島根県内の企業研究ができる点は大きなメリットとなるだろう。
今後の課題として、オンラインならではの通信トラブルや企業との対話の深度が挙げられる。対策として事前の接続テストやチャット機能の活用、少人数制のブレイクアウトルームの導入など、より双方向的なコミュニケーションを促進する工夫が求められるだろう。
また企業側においても、オンラインでの効果的な企業PRの方法や、学生との関係構築の手法についてのノウハウ蓄積が期待される。これらの改善を重ねることで、より質の高い就職支援イベントとしての価値を高められるはずだ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「学生向け企業交流イベント「しまねオンライン業界研究会」参加学生募集! | 島根県のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000881.000036130.html, (参照 2025-01-16).